ログハウスメーカーの選び方

ログハウスメーカーを選ぶ

メーカーを最終的に決定するのは自分自身です。ログハウス、健康住宅、ロハス住宅などメーカーによって営業内容や会社概要は異なり、このメーカー選びが今後のログハウス生活が快適なものになるか否かを決定すると言っても過言ではないでしょう。まず会社全体の規模や雰囲気です。完成後のメンテナンスも自社が行なうのか業者に任せるのか、始めから確認しておくことが大切です。

 

皆さんは車など高い買い物をするときに、どのように情報収集をしますか?まずは雑誌やインターネット、メーカーのカタログなどで専門的な知識を集める人が多いのではないでしょうか。このあたりに施工上のトラブルが発生することがよくあるのです。素朴な質問にも親切に答えてくれるか、専門用語がやたら多くないか、契約を急がないか、などが判断基準になります。中にはハウスメーカーのように規模の大きな会社もありますが、多くのログハウスメーカーは10人前後のスタッフで運営しているのが平均的な規模のようです。

 

最近ではロハス思考の広がりと共に自宅としてログハウスを選ぶ人が増えてきたこともあってか、日本には400社以上のログハウスメーカーがあると言われています。信頼できるメーカーと契約を結ぶために、自分自身も信頼される態度を示すことが必要です。また、工事の責任者や監理者がはっきりしているかを確認してください。家を建てるときも、まずは情報収集から始まり、メーカー選びやモデルハウスの見学などを経て契約へと進みます。

 

またほとんどのログハウスメーカーがモデルハウスを展示しているので、メーカー選びの際にはぜひとも訪れてほしいと思います。実績を数社で比較し、雰囲気に好感が持てるかどうかもチェックしてください。次に営業マンの対応です。モデルハウス見学の際には、施工物件の品質はもちろんのこと、他にもいくつか注意したい要点があります。

メーカーとのトラブル

自分がここにしようと思っているメーカーで建てたログハウスのオーナーに実際に会って話を聞く機会があると、そのような不安も事前に解消できると思います。施工に関するトラブルや住んでみてのトラブルなど、いろいろ問題はあるようです。ロハスな生活を送るために思い切ってログハウスを購入したのに、あろうことか依頼したログハウスメーカーとの間にトラブル発生!そんなことがあっては、ロハスな生活どころか精神的に参ってしまってその後のログハウス生活に嫌気がさしてしまいかねません。 しかし小規模なメーカーでは繁忙期にはログハウスの建築に追われてメンテナンスがどうしても後回しになりがちです。

 

ところが、サービスかと思っていたのにログテーブルに何万円も請求が来た、という話も聞きます。そのような時は、訪問する際は事前に質問事項を書面にまとめておくと無駄がないでしょう。 契約書には、どの内容について誰が責任を負うのかをはっきり明記しておきましょう。担当者が会社を辞めてしまった…メーカー内のコミュニケーションが円滑であれば、担当者が替わっても特に心配はいりませんが、時として的確な引継ぎをしないまま辞めてしまうパターンもあります。

 

メーカーとのトラブルに合わないために、また運が悪く生じてしまったトラブルに対処するために、いくつかの例を挙げてみたいと思います。契約の際、各責任の所在を明確にしておかないと、何か問題が生じた時に責任の所在が不明確になりやすいのです。例えば、サービスと思っていた家具の代金を請求された…確かにログハウスによく似合うテーブルなどをサービスされれば嬉しいし、実際そうやって端材でちょっとした棚を作るなどのサービスを行なうメーカーもあるようです。

 

契約時に確認しておけば防げることですし、途中でそんな話が出た場合は費用について必ず確認しておくことが大切です。 後々の安心のために、契約書には責任者の印を押してもらい、責任の所在をはっきりさせておきましょう。また、メンテナンス依頼をしてもなかなか来ない…保証書に記載されている時期、内容に則ってしっかりメンテナンスしてもらいましょう。 メーカーの規模などは契約前から分かっていることなので、契約時にメンテナンスについても確認しておき、あとはお互いの理解の上での対処となるでしょう。