海岸沿いのログハウス

ログハウスは、山だけでなく、海の近くにログハウスを建てて暮らしている人もいます。必要な通しボルトやダボの施工、軒の強度を高めるなどしておけば、台風に吹き飛ばされる心配もないでしょう。海の近くに家を建てる場合は、強風や塩害が心配になりますよね。ログハウスは海辺にもよく似合うのです。

 

また潮風がもたらす塩害についても、コンクリートや鉄骨に比べログハウスは強いと言えます。ログハウスはどっしりと構え、住む人に安心感を与えてくれます。ただしログハウスと言っても全てが木材だけで出来ているわけではありません。オープンデッキに出て潮風のにおいを感じながら水平線を眺める、なんていうのも、また違った雰囲気で素敵ですよね。

 

話がそれましたが、海辺にログハウスを建てた場合は、金具やボルトの素材を工夫し、錆のチェックを忘れずに行なうようにしてください。特に台風の時などは、海沿いの家では横風をまともに受けることになります。ログハウスは強風や塩害にも強く、海辺でも安心して暮らせる家ですが、細心の注意は必要です。

 

人にもやさしい、環境にもやさしい、そんなログハウスはまさにロハスな家ともいうべき建物ですね。でも最近では一般住居として街の中にもログハウスを見かけるようになりました。ロハスな生活と聞くと、どちらかと言うと山の中の木々に囲まれた環境でログハウスに住み自給自足生活を送っているような雰囲気がありませんか?確かに、そのほとんどが木で出来ているログハウスは山の大自然の中に佇む姿がとてもよく似合います。

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ログハウスの価格

夢やロハスと言っても、現実には先立つものがなければログハウスも建ちません。高い買い物ですから、現実味を持って信頼できるメーカーを見つけてください。現在、ログハウスの総工費の価格帯は2000万円〜2500万円が人気となっているようです。数社から出してもらった見積書は、建築の専門家に第三者的な目でチェックしてもらえるとベストですね。

 

ログハウスは木材の量と加工の手間が多いことから、一般住宅に比べて坪単価が高くなってしまうのが現状のようです。建物の値段を示すには坪単価が用いられますが、ログハウスの場合、他の木造建築物(在来軸組み工法など)と比べると坪単価が高くなることが多いようです。しかし、人気のログハウスの総工費の価格帯は2000万円〜2500万円ですから、普通のサラリーマンが家を購入するときの出費としては平均的な金額と言えるでしょう。

 

とは言っても、いまだログハウスは別荘的なイメージが強く、高級な建物であると認識されているようです。長年の夢を叶えるため、家族の健康のため、ロハスな生活を送るため、さまざまな理由からログハウスでの暮らしを選択する人が増えています。

 

坪単価はキッチンなどの設備のグレードや仕上げ材によっても大きく変化してくるので、あくまでも目安として見てほしいのですが、在来軸組みが坪30万〜60万円が平均であるのに対し、ログハウスでは坪50万〜80万円ほどとなっています。また間取りをシンプルにしログ材や設備の選択によるコストダウンの方法もあるので、見積もりを取るときには詳細な仕様書を出してもらってください。